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髪と熱のお話
こんにちは。加藤です。
ここ数日、暖かく気持ちの良いお天気が続いていますが、
花粉症の皆様ご無事でしょうか。
毎年言われているような気もしますが、今年は時期も早く量も多いらしいです。
対策はしっかりして乗り切りましょう!
さて、今回はヘアアイロンとコテのお話です。
くせ毛を伸ばしたり、巻いて動きを出したり、
今流行りの外ハネのスタイルも、アイロンやコテは大活躍ですよね。
そんなヘアアイロンを使う中で、やはり気になるのは熱によるダメージです。
アイロンしたてはサラサラなのに、毎日続けていたら気づいた頃にはお風呂上りは硬くバサバサ、、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
今日はそんなことにならないためにも、髪に優しいアイロンの使い方をお伝えしたいと思います。
まず、一番守っていただきたいのが、濡れた髪にアイロンを通さないことです。湿った状態もNGです。
巻く前にカールミストなどを使う場合も、付けてから一度乾かした方がダメージは少ないです。
湿っているとせっかくのカールも持ちが悪くなってしまいますし、何より恐ろしいダメージの原因になります。
巻いた時にシューっと水蒸気が出るのは、実は髪の表面の水分と一緒に髪の内部の水分まで蒸発して飛んで行ってしまっているサインなのです。
目に見えるので分かりやすいですが怖いですよね。
なので、巻く前は完全に乾かしてから!これだけは絶対に守ってください。
そして髪が乾いたらいよいよ熱をいれていきますが、
設定温度はどれくらいにしていますか?なんとなく最高温度でやっていませんか?
髪質やコテやアイロンに慣れているかによっても変わってきますが、
基本的に180度以上で巻いていくのはちょっと危険です。
というのも、温度設定の基本は、早く巻ける方は高めに。ゆっくり巻く方は低めに。
設定温度が高ければ高いほど熱を当てる時間は短くするべきで、
低ければ多少ゆっくり巻いてもそこまでのダメージはありません。
巻くのに慣れていてササッとできる方は180度で5秒以内
あまり巻くのに慣れていない方は、150度前後で10秒以内を目安に巻くといいです。
あとは、髪質によってもカールがつきやすかったりつきにくかったりもするので、
まずは低めの温度から巻いてみるのがいいですね。
熱によるダメージは、気づかない間に蓄積されているものです。
アイロンやコテを正しく使って、綺麗な髪でスタイリングを楽しみましょう!
少し変化を、、、
先日ご来店くださいましたお客様です。
髪は伸ばし中とのことでメンテナンスカットとカラーでのご来店。
カラーは、
「暗くなりすぎず、黄味は抑えながらもアッシュはそこまで強くないお色」
とオーダーいただきましたので
イルミナカラーでアッシュベージュにしました。
とても綺麗なミルクティーカラーですね〜
仕上げはストレートアイロンで巻いてあります。
今まで切りっぱなしのボブでしたが、巻いた時に少しだけ動きが出るよう表面にレイヤーを入れてあります。
ボブに飽きてきたら、少しレイヤーを入れてあげると動きも出て少し違ったニュアンスを楽しめますね!
土井
頭皮ケアが美髪への近道
こんにちは、辻堂の美容室Botanicaの清田です。
スギ花粉症の同志の皆様、今年も頑張りましょう。
さて、最近のブログで『髪』のケアについて色々と書かせて頂きましたが、今回は『地肌』の話です。
季節の変わり目など様々な要因がありますが、なんだかんだで年中乾燥してる方が多いのではないでしょうか?
シャンプーの洗浄力、単純にシャンプーやトリートメントのすすぎ残し、お湯の温度が熱い、地肌に油分が足りないなどなど…
色々と調べてみましたが、シャンプー前にオリーブオイルやホホバオイルなどを地肌につけて揉み込むのも効果的です。
乾燥している方は、油分の補充と保湿ができるし、油分が多い方はオイルと地肌の油が乳化し合って毛穴の角質や皮脂を優しく取り除いてくれます。
意外と、ベタつきやすい方こそやってみると効果があるかもしれません。
ベタつきやすい方でも、その原因は『乾燥』だったりします。
乾燥していると、体が順応して「もっと油分を出さないと!」となってしまい、結果的に皮脂が多くなるケースもあるので注意してください。
またシャンプーの話かと思われるくらいシャンプーの話になりますが、そもそもの乾燥の原因はシャンプーの洗浄力だったりします。
シャンプーを変えるだけで今までの悩みはなんだったのか…と思うくらい変わります。
本当に本当に大事です。
地肌が健康でないと、いい髪の毛は生えてきません。
いい作物は畑からです。
あと、髪をしっかり乾かさない方は意外と多いです。
マラセチア菌という常在菌が常に頭皮にいて、通常だと頭皮環境を守ってくれます。
ですが半乾きのまま寝ると、枕も濡れるので菌が繁殖してニオイ・フケ・かゆみの衛生的な面で問題があります。
さらに、濡れているとキューティクルが開くので、髪同士が擦れてダメージの原因にもなります。
これは、ドライヤーの時間もかかるのでセミロング〜ロングヘアの方に多いような気がします。
お子様が小さい方はお世話で手いっぱいになって…という話も伺います。
なので完全にしっかり乾かすというのは難しいと思いますが、せめて根元付近は完全に乾かしてください。
いいシャンプー・トリートメントを使用しても意味がなくなってしまいますし、炎症などの頭皮トラブルになってしまっては元も子もありません。
頭皮トラブルが進行してしまうと、薄毛・抜け毛・細毛の原因にもなります。
意外と、すぐ乾くから平気。と男性の方も意外と多いです。
いかがですか?
今から乾かすクセをつけておかないと、紫外線が強くなる3月以降に本当に地肌トラブルになりかねないので意識してみてください。
皆さんの髪が美髪になりますように。
では!